「Speechとは何か？」という問いに正確な答えはありません。皆さんがそれぞれSpeechを続けていく上で、是非自分だけの答えを見つけて欲しいと思います。

ここでは一般的に私たちがする“人を説得するスピーチ“の説明をします。

�@　自分の言いたいことが明確である。

 ESS界のスピーチコンテストは７分の制限時間が与えられます。スピーチの目的として先ず“自分の言いたい事を伝える”ということがあります。そのためには、自分の言いたい事を明確にしておく必要があります。

�A　聴衆の立場に立つ

　スピーチコンテストでは自分の言いたい事が明確であってもそれだけでは不十分です。どれだけ素晴らしい事を言っても話しの筋道が通っていなかったり、構成が悪いと聴衆には伝わりません。聴衆の立場に立ち、共感を得られなければなりません。

★　�@�Aからわかるようにスピーチは、自分の言いたい事だけを一方的にはなすものではないのです。自分の主張を、客観的に聴衆に伝え、何らかの影響を与えることができる場所なのです。話し手と聴衆との間の目に見えない“コミュニケーション”なのです。

2.Types of Speech

 大学界で一般的に言われているSpeechは、次の三つの形式に分類されます。

�@　Prepared Speech

一般にいうスピーチコンテストの大半で採られる最もメジャーな形式で、準備期間の制限はありません。コンテスト当日までに作り上げた原稿を暗記（メモライズ）して、それを発表する形式です。発表時間はたいてい（６〜８分）です。

�A　Extemporaneous Speech

コンテスト当日に自分の話す(題目)Titleが与えられ、短時間(１５〜２０分)で内容を与え、（約３〜５分）間発表します。即興スピーチと言われるものです。WESA主催の早稲田杯の採る形式はもっと準備時間が短い(４分)です。これはその場で書いた紙を壇上に持っていくことが可能です。

　�B　Impromptu Speech

コンテスト当日に自分の話す(題目)Titleが与えられ（３〜５分）の準備期間で即発表という形式で約（３〜５分）間発表します。即興スピーチと言われるものです。�Aの時間が短くなったものだと思ってください。